長谷川製茶について

70年の歴史

長谷川製茶は、昭和30年に創業者・長谷川金苗が実家の茶生葉集荷場として設立したことから始まりました。当初は荷車を使い何百キロもの茶葉を運ぶ日々を送り、昭和50年代には自社茶園を開設。これにより、茶栽培から製茶・販売までを一貫して手掛ける体制が整いました。

時代の変化とともに、お茶所・静岡県浜松市の自然の恵みを最大限に活かし、健康を第一に考えたお茶作りを目指して、農薬や化学肥料を一切使用しない特別栽培に取り組み始めました。この取り組みは、単においしいお茶を作ることにとどまらず、自然の恵みを大切にし、環境に優しい方法でお茶を育てることで、地球の豊かな自然と共に、すべての生き物や人々にとっても、持続可能な未来を守りたいという思いが込められています。

創業から70年以上、歴史の中で培った技術と、自然との調和を大切にしたお茶作りの精神を守り続けています。

心豊かな暮らしのお手伝い

古来より薬として人々を癒やしてきたお茶は、喉の渇きを潤すための飲み物としてだけでなく日本人の暮らしの中で家族の団欒や文化・儀式・ハレの時・ケの時に欠かせないものとして親しまれてきました。

変わりゆく現代の生活様式の中においても、いつでもお茶がそこにあり、人々の心を和ませ、豊かな時間を生み出していくように長谷川製茶は、皆様の「お茶のある心豊かな暮らし」を支えるため、様々な形でお客様に寄り添い続けます。

持続可能な自然環境

長谷川製茶は、農薬や化学肥料に頼らず、自然環境を守りながらお茶作りをしています。昭和50年代から、化学肥料に頼った茶栽培に疑問を抱くようになりました。収穫量は一時的に増えたとしても、その代償として土が痩せ、自然の生態系が失われる茶畑が「砂漠」のように感じられたからです。
未来に何を残すのかと深く考えた結果、自然の力を大切にする栽培方法へと切り替えました。
また、ティーバッグ素材や包装紙材にも環境にやさしい素材を使用しています。こうした小さな取り組みが、少しでも地球を守る一助となり、持続可能な未来に繋がることを信じています。